ド糞惚気天下一武道会②

それは、熊と牛すじの煮込みを食べたときのことだった。卓に置かれた小鉢の中には牛すじと大根が2つ、そして半分に切られた煮卵が1つ。

ーーーこの煮卵、絶対欲しい。

白米がいるねなどと呑気に話をしているが、それどころではない。この煮卵、絶対欲しい。牛すじがめちゃくちゃ美味いんだからこの煮卵も当然美味い。この煮卵、絶対欲しい。

「大根が1番好きやから覚えといて。」

味が染みてるのめっちゃ美味いんよな。わかる。おでんとかな、めっちゃ美味いよな。ちなみにこの後、ホルモンの鉄板焼きのもやしに対しても同じことを言っていた。愛おしい。

そんなに好きならもう1つの大根も食べていいよ。そのかわり私に煮卵をくれ。少し釣り合わない気もするけれど、聞くだけ聞いてみるか。あくまでも熊の好物を譲る、私は優しい人間なんだよという体を装って提案した。なんともさもしい。

「大根は食べえや、煮卵は、ん。」

鋭い眼光を私に向けながら熊は右腕を掲げた。拳で解決しようというのだ。面白い。あなたとなら犬かキャットかで死ぬまで喧嘩できそうだ。えー、欲しい。とでも言えば恐らく譲ってくれるであろう。しかし、私はその勝負受けることにした。なぜなら負ける気がしなかったから。私の煮卵への愛がきっと勝利へと導いてくれる。

結論から言うと私は負けた。負けてしまった。ただ、大根がめちゃくちゃ美味かったので熊が提案に乗らなくてよかったとも思った。

ーーーでもやっぱり煮卵食べたかった。

さもしい真似をしたのが良くなかったのだ。煮卵の女神はそれを見抜いていたに違いない。

そんな私を横目に熊が煮卵に箸をのばす。

「半分こしよか」

なんっっっっっっっっっだそれ!!!!!好き!!!!!熊さんが好きだよ!!!!!煮卵なんかより熊さんが大好きだよ!!!!!

 

煮卵めちゃくちゃ美味かった。

 

 

ド糞惚気天下一武道会①

好きな人の過去が気になるタイプの人間なのですが、熊さんの元恋人の話は根掘り葉掘り聞かないようにしています。根は掘っているかもしれません。ただ、昔の人を思い出すくらいなら私のことを考えていてほしいと思っているので、たまにちまっと掘るぐらいです。

熊さんからそういうことを聞かれることがあまりにもないので、こいつさては私に興味ないな?と私の面倒くさいところが出てしまいまして。こうなったらいてもたってもいられない「私が前好きだった人に興味ないの?私は興味あるよ。」と聞いてしまったわけでございます。それに対する熊さんの回答がこちら。

 

「興味がないと言えば嘘になるけど、今べべちゃんが好きなのは俺やろ?」

 

なんっっっっっっっっっだそれ!!!!!正解!!!!!熊さんが好きだよ!!!!!愛されてる自信満々な熊さん大好きだよ!!!!!

 

 

夢のような夢の話

 

これは言うかどうか悩んだ。

これを読んで気分が悪くなる人もいるかもしれないし、殺意が湧くかもしれない。それに正夢になる可能性が0ではないので心に留めておくべきかもしれない。

でも言いたーーーーーーーーい。

ツイートするにはなんかちょっとあれだったからとりあえずワンクッション挟むね。

 

一言で表すと夢豚妄想乙な夢を見た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

よっちゃんとほっぺが当たるぐらいの距離で写真撮りました、、、、、。はあやばい。ドキドキした。

とりあえず聞いて。イオンぶらぶらしてたら、最近できたばっかりの果物のお菓子専門店を見つけたのよ(パン屋さんみたいにトレーに好きなお菓子選んでいくタイプ。後からお金払えばつまみ食いもできた。)いい匂いするし、寄ってみたらめちゃくちゃ美味しそうな焼きバナナがあってさ、これは絶対に買いや!って近づいてみたら3つあったのね。2つほしいけど、人気商品っぽいし1つにしとく?それともまとめて3つ買っちゃう?って悩んでたら向こう側からよっちゃん登場!!!!!!!!!!なんで!!!!!歓喜!!!!!よっちゃんもバナナ食べたかったみたいで「それちょうだいよ」って。なんでちょっと親しげなん?その距離感はなに?と夢から覚めてみたら気づけるんだけど、当の私はなんの違和感もなく話すし、挙げ句の果てに あーん した、、、、?え?夢か?夢だよ。夢の中で距離感がおかしいとはいえ、よっちゃんはよっちゃんなので当然緊張するしめちゃくちゃ興奮もする。その流れで2ショットを撮ったんだけど、よっちゃんが俺の肩を寄せて、よっちゃんのスマホのインカメで撮った。それ送って、、、。この時のカメラワークがすごくて、私視点と第3者視点の2つの映像が組み合わさってた。今日の夢を担当した監督とカメラマンにに金一封渡したい。あ、あ、有名人なのにこの距離で写真はまずい、、、炎上する、、、でもめちゃくちゃ嬉しーーーーーーーーい!!!!!!!!!!死んじゃう!!!!!と思いながら「あの、距離が」的なことを伝えたら「俺がしたいからいいよ」って。好きなんやが。これは流石に好き。惚れちゃう。惚れちゃった。夢の中の私はめちゃくちゃ真剣にこれが浮気になるのかどうか考えたし、夢なのかどうかも考えた。浮気になっても仕方ない、好きやもん。という結論になりましたが夢でした。よかった。

熊と花見

熊と花見をした。

穴場を探してくれた熊の妹、そしてその友人に感謝致します。

 

最近仕事が忙しく、何か楽しみがないとやっていけないと思い花見を提案したのだが、見栄を張って お弁当作るからどう? と余計な一言をつけてしまった。お前は料理できるのかい、できないのかい、どっちなんだい!!!!!できない!!!!!というわけでとりあえずママえもんを頼ることにした。それ以前にそもそもそんな気力はあるのか。0時就寝5時起床が続いてる中(私は基本的に7時間寝ないと体調が悪くなる)、お前に弁当が作れるのか。元気がなかったら作れないよと連絡してあったものの、どうやら熊はめっちゃ楽しみにしてるらしい。好きな人のためなら弁当作るっきゃなくないうぉううぉう。ということで作った。朝6時からママえもんに怒られながら作った。早朝料金もろもろでめちゃくちゃ金取られたちくしょうめ。

前置きが長くなってしまったが、とても喜んでくれたので大満足である。熊は海老が好きなので海老を詰めたところ「海老好きやから海老詰めてくれたん?」と嬉しそうにしてたのであまりの可愛さに辺り一面に花が咲き乱れた。いい加減にしてほしい。好きな人が私が作ったものを食べているという事実がすごい。これはもう好きな人の細胞を作ったも同然。違うか。

私がお弁当を作るということで、熊もローストビーフを作ってきてくれた。棚からぼたもちである。これが美味しいのなんの。ママえもんに自慢したら「あんなに手伝ったのにママにはないの?信じられやん」とぷりぷりしていた。すまない。

レジャーシートやごみやもろもろを持たされた熊の後ろ姿を見て日曜日のお父さんみたいだなあと思ったし、将来は隣で日曜日のお母さんになりたいなあとも思った。思っただけ。

そのあとは銭湯に行って宿でだらだらして居酒屋で焼き鳥を食べて、2軒目には焼肉を選んで、我慢できずに白米を頬張る熊を見たりした。

次の日は早起きしてケーキを食べに行く予定を立てたものの起きられず(私が)、ドライブをするも寝て(私が)、お茶しに立ち寄ったカフェの前後に昼寝をして(私が)と1日の大半を寝て過ごしたので次からは気をつけたい。

 

 

「帰りたくないんやけど」

「帰ってほしくないけど明日仕事やろ」

「さっきまで朝やったのに」

「起きたとこからやり直したいな、次は二度寝せずにケーキ食べに行く世界線に行こな」

 

どこへでも行くわ。

 

 花より団子、否、熊。

ところがどっこいてやんでい

全人類私の惚気を聞いてくれ。

ふざけてるかと思いきやめちゃくちゃ真剣。仲の良い友だちに惚気るときはどうしてもみんなの近況報告になってしまう。それはそれで楽しいけれど、「この前デートしたときs「デートいいなあ私も彼氏ほしいなあ」てな具合で話が逸れる逸れる。いやいや聞いてよと話を続けられらないことが昔からの悩みである。

 

さて、どシンプルに熊さんに対して好き!となったことを発表したい。ついでに私の心の声も一緒に残すこととする。

 

最近熊さんは仕事が忙しくて週1でしか休みがない。あまりに大変すぎて食欲が減り胸筋エアバッグが小さくなっていることが目に見えてわかる。そんな中、貴重なお休みを私にあててくれることがめちゃくちゃに嬉しい。そして同じぐらい申し訳ない。

「貴重なお休みに会ってくれてありがとう」

「貴重な休みやからこそ会いたいんよ」

なんなんやそれは。いつもは「いいよ〜」だとかなんだとかそんな返事やないか。こんなときだけほんまずるいわ。いい加減にしてくれ。貴重な休みは休んでくれ。いや、会ってくれ。嘘やっぱり休んでほしいけど会いたい。最近は会う頻度減らしてるから余計会いたい。

 

そんな貴重な休みを目一杯楽しむためにも朝から会いたいが、熊さんからすると1週間のうち唯一ゆっくり寝られる朝でもある。どうしたものか、、、前日の夜から会えばいいんじゃないの ということで2人でデートの前日入りすることが増えた。これなら長い時間一緒にいられることに加え、お寝坊ができる。天才である。

今回のデートも前日入りをして、寝ても覚めても隣に熊さんがいる幸せ空間を生み出した。そんな最高の状態で唯一機嫌が悪かったのが私の腹だ。トイレとお友達になるタイプではなく、ただ耐えるしかないタイプの腹痛。こういうときは腹を下にうずくまるのが一番楽な体勢なのだが、掛け布団を熊さんと共有しているためそういうわけにもいかない。こっそり掛け布団から抜け出してベットの隅で小さくなっていたが熊さんを起こしてしまった。折角のお寝坊チャンスを駄目にしちゃったなと反省する私の背中を撫でる熊さん。夢か?なんでそんなに優しいんや。痛いのどっかいったわ。いやまだここにおるけども。

「気にせず寝てな、ごめんな」

「心配やから寝れんよ」

申し訳なさと嬉しさと心強さがぶつかりあった結果嬉しさが勝ったのでなんとも浅ましい。

 

もう1つ、ごはんを食べているときに

「全部食べられそう?無理せんでも食べるからな」

と言ってくれるところも好き。というかもう全部好き。なんやこれは恋か。恋だよ。私は割と食べる方なので、食べきれないということは滅多にないが、付き合い始めた頃に胸がいっぱいで食べられないという緊急事態が発生した。いわば前科持ちである。胸がいっぱいで食べられなかったことは既に伝えてあるので、また胸いっぱいになってない?という揶揄いなのか、単純に食べられなさそうだからと気遣ってくれているのかはわからないがどちらにせよ良い。

「食べられるよ、ありがとう」

「ただ食べたいだけやけどな」

微笑むな。やめてくれ。熊さんの微笑みテイクアイトで。気遣いとかではなくただの食いしん坊説が浮上した。私の彼氏最高では。最高なんですよ。知ってました?

 

熊さんと付き合うまでは惚気をSNSに乗せることなんてないだろうと思っていた。ところがどっこいてやんでい。ご覧の通りである。

 

 

私と縁切り

知人の付き添いで京都にある有名な縁切り神社に行ってきた。SNSでとてつもなく噂になっていたから本当に怖かったが、付き合いもあるし、この神社にいくことを躊躇うことで知人との縁が切れてしまいそうだったので顔には出さないように渋々ついていくことにした。しかしながら私には切りたい縁がない。今思えば 病気と縁を切りたい だとか 睡眠不足と縁を切りたい だとかそういうことでもよかったのかもしれないが、そのときは「熊さんとの縁が切れたらどうしてくれるんや」の気持ちでいっぱいだった。

 

そんな縁なら切れてしまえと言われるかもしれないが、冗談じゃない。「もし別れたらそういうことやな、教えてよ。」「 悪い縁やし逆によかったやん。」などと、さも別れることがあるかのように話をする知人の隣で私は不安でいっぱいだった。いやそもそも悪縁か良縁かどうかは私が決めるので大丈夫です、問題ないです。間違っても切ったりしないでください。と心の中で神様に対して失礼になるかもしれないことを考えながら列に並んだ。

 

そもそも悪縁とはなんなのか。そんなことを考えてしまうぐらいなのでおそらく私の人生で悪い縁はないのだ。今のところ。もし、悪い縁を切ってくれなんて大まかなお願い事をしたら芋づる式で良い縁も切れてしまうかもしれない。神様を信じていないわけではないが、きっと忙しいに違いないので余計な願いは書かないことにした。

切りたい縁はないが、結びたい縁となれば話は別だ。大切な人達が幸せと結ばれてほしい。この言い方に無理やり感があるのは否めないがやっぱり幸せになってほしい。自分の幸せではなく大切な人の幸せを願うのには訳がある。私が幸せになるには私の大切な人達が幸せになる必要があるが、私は幸せにする自信がないし、私の力で幸せにできるとも思っていない。自分の幸せは自分で掴み取る気でいるけれど(みんなが幸せでなければ幸せになれないので結局掴みとれていないが)、みんなの分は難しいかもしれない。こんなところで神頼みかよと思われるかもしれないがそういうことなのだ。

 

願い事自体に縁を切ってくださいというものは含まれていないが、こっちからくぐれば悪縁が切れて、帰りに向こうからくぐれば良縁が結ばれる というものを両方くぐってしまった。私が大切だと思っていた縁が悪縁とみなされて切れてしまったらどうしようと不安になった。そして帰り道で 大切な人達の幸せに私が不要、邪魔な存在だったらとんでもないことになっちゃうな と気付いてしまって少し悲しくなった。こんな捻くれた感情とおさらばすればよかったのかもしれない。

 

一方で

たくさんの人が縁を切ることを願う中、私は「悪い縁かどうか私が決める。そんなことよりたくさん良い縁を結んでください。」という願い方だったので、それが神様の目に止まって「フッ、おもしれー女」てな具合にみんなが幸せになって、宝くじが5億円当たるかもしれない。

と呑気なことを考えている私もいたりする。

 

 

 

鼻歌と熊さん

着実に熊さんの観察日記になりつつある。

 

さて、私は好きなことの話をすることが好きなので、周りの人が私の好きなことを把握していることが多々ある。

 

熊さんも例外ではない。

「マカロニえんぴつやろ?」

私が鼻歌を歌うと1番に出てくるのがマカロニえんぴつ。私が好きなアーティストと言えばマカロニえんぴつだと思っているらしい。大正解。でも残念今回は違います。

「じゃあ、ズーカラデル?」

付き合い始めてしばらくした頃、私はズーカラデルの ころがる にはまっていた。「めっちゃ良いから聴いて」という雑な勧め方に対して「ん」だとかそんな感じのこれまた雑な返事が返ってきたのを覚えている。ズー?ズーラカ?とバンド名を覚えにくそうにしていたので、動物園から出る という意味だと教えたところ、頻出ワードとなった。可愛い。でも残念違います。

「これはばにらず」

初めて聞いたぞ!みないな顔をしてたので、いや紹介したことあるやろと笑おうとしたが、そもそも紹介してなかった。これだけ好きなバンドが多いと紹介しきれないもんなんだなと熊さんそっちのけで1人で納得してしまった。

それぞれをきちんと紹介せずに、朝起きたらこの声になってたらいいのになと相対性理論を流したり、私からこんな声出たらギャップすごいよなと椎名林檎を流したり、この人きっと人生3回目やわと藤井風を流したりした結果、

相対性理論流そ」

「なんか聴いたことある」

「明日の朝起きたらこの声になっとらんかな」

「あれ、前も言うてなかったっけ?」

「このやりとり何回かしとるな」

というお決まりのくだりができてしまった。

 

この前のドライブでとけた電球とsumika、あとはgo!go!vanillasを紹介してきたので、熊さんの口からマカロニえんぴつ、ズーカラデルに続くバンドが出てくる日も遠くないだろう。

 

店でマカロニが流れて「ちょっと待って!」と興奮気味に立ち止まっても、なんやなんやびっくりしたわと笑いながら待ってくれる熊さんと一緒に聴きたい曲がまだまだあるんだなあ。

 

べべを